2020年5月5日火曜日

NHKマイルカップ人気馬考察(想定1~5番人気)

NHKマイルカップ人気馬考察(想定1~5番人気)

レシステンシア(想定1番人気)
血統:ダイワメジャー×Lizard Is(ダンチヒ系)父母父:ノーザンテースト
ダイワメジャー産駒は近5年2勝と好相性。
ダイワメジャー産駒特徴:産駒はマイラーが多い。先行して抜け出すパワーとスピードの持続力を武器とする。2~3歳春までのマイル戦は仕上がりの早さで勝てるが3歳以降は直線のスピードで勝負するタイプの馬が成長し、差される場面が多くなる。
ダンチヒ系:圧倒的なスピードと2歳戦から活躍できる体力を活かし、短距離適性が高い産駒を出す。
ノーザンテースト:仕上がりが早く、成長力もある。ゴール前で二の足を使える勝負根性がある馬を輩出しやすい。
戦績:5戦1着3回、2着1回、3着1回
持ちタイム
桜花賞(4/12):阪神芝1600m 斤量55kg 重馬場 1:36.3 ラスト3F(38.2上り12位)
阪神JF:阪神芝1600m 斤量54kg 良馬場 1:32.7 ラスト3F(35.2上り1位)レースレコード
能力比較・考察
桜花賞は過去10年で重馬場開催がなかったので阪神JFを参考に能力比較します。
ダノンファンタジー 良馬場 タイム1:34.0 ラスト3F(34.0上り2位)
ラッキーライラック 良馬場 タイム1:34.3 ラスト3F(33.7上り1位)
G1好走歴のある上記2頭と比較しても突出したタイムをレシステンシアは持っている。ただ、桜花賞の激走のダメージが残っているかもしれない不安点、この馬は気性難がややあるのでルメール騎手の点乗りは少し不安。持ちタイムは優秀だが、東京競馬場での出走経験がなく、輸送もこなさなくてはいけないので当日の馬体重、パドック、返し馬の様子にも要注目。追切の走り次第では評価を落とす可能性あり。血統からも早熟感が否めないが、絶対能力では1枚上手の評価。馬券内には入れる予定だが上位人気馬の中では少し危険視したい1頭。

サトノインプレッサ(想定2番人気)
血統:ディープインパクト×サプレザ(ミスプロ系)
スピード・持久力×スピード強化
戦績3戦3勝 すべてのレースで上り最速を記録
毎日杯G3(3/28) 阪神芝1800m 稍重 タイム1:47.9 ラスト3F(35.3上り1位)
こぶし賞(2/16)京都芝1600m 重馬場 タイム1:38.9 ラスト3F(34.9上り1位)
能力比較
ランスオブプラーナ 良馬場 タイム1:47.2 ラスト3F(34.3上り5位)
ブラスとワンピース 良馬場 タイム1:46.5 ラスト3F(33.9上り2位)
能力比較・考察
前走は直線で前が詰まる不利が少しあったが、最後はしっかりと伸びてゴール手前で流す余裕がある勝ち方をしていた。上記2頭と馬場は違うが比較してみても良馬場で走った馬とのタイム差が1秒以内で最後流して上記のタイムであれば評価できる内容だと考える。不安点は高速馬場未経験、左周り未経験、前走のような大外一気の脚では今の東京の馬場では少し難しい可能性が高い。週末は天気が少し心配だが、この馬にとっては雨が降って高速馬場にならないようであれば勝ち切る可能性あり。1週間前追切の内容があまりよくないので最終見解まで考えたいと思います。

タイセイビジョン(想定3番人気)
血統:タートルボウル×ソムニア(Tサンデー系)
ノーザンダンサー系×Tサンデーなので持久力×底力を強化された血統。母系の産駒からG1勝ち馬を多数輩出しているいわゆる名牝系の良血馬。
戦績:5戦1着3回2着2回
アーリントンカップ(4/18)阪神芝1600m稍重 斤量56kg 1:34.3ラスト3F(36.2上り1位)
能力比較・考察
タワーオブロンドン 良馬場 タイム1:33.4 ラスト3F(34.2上り2位)
ペルシアンナイト  良馬場 タイム1:34.1 ラスト3F(34.0上り1位)
前走のタイムで良馬場開催の上記2頭と比較しても大きく離されていない点から能力はあると考える。脚質自在なのも魅力。単純比較だが、桜花賞のレシステンシアと似たような馬場でこの馬の方が1kg重い状態で出走して2秒先着できていることを考えると、レシステンシアよりもこちらの方が強い可能性がある。牡馬と牝馬の比較だが、当日は2kg差あるもののレシステンシアを差し切る可能性が高いとみている。できれば内目の枠でスムーズに先行できる枠に入りたい。現状の評価はかなり高い1頭。

ルフトシュトローム(想定4番人気)
血統:キンシャサノキセキ×ハワイアンウインド(キングマンボ系)
キンシャサノキセキ産駒特徴:ディープインパクトよりも短距離馬を出しやすい。高位先行内枠での成績がいい。
この馬の血統だけ見ると短距離馬としての適性が高そうな配合。
戦績3戦3勝全て上り最速を記録
ニュージーランドトロフィー中山1600m 良馬場 タイム1:33.0ラスト3F(34.2上り1位)
能力比較・考察
ニュージーランドトロフィー ワイドファラオ 良馬場 1:34.2
ニュージーランドトロフィー カツジ     良馬場 1:34.2
ニュージーランドトロフィー カレンブラックヒル 良馬場 1:33.2
ダービー卿 フィアーノロマーノ 良馬場 1:31.7
ダービー卿 モーリス      良馬場 1:32.2
持ちタイム、前走の内容を見ると一定以上の能力はありそう。前走3コーナーから4コーナーに入るときに少しバランスを崩したところから2着馬と比べかなり距離ロスしているところから勝てたのは強い内容。ただメンバーレベルが微妙。大外分回しての3着ウイングレイテストの方がこのレースだけなら評価できそう。ダービー卿のタイムは古馬のタイムと比較することにはなるが、この時点でモーリスと比較して0.8差なら上出来。中山出走歴しかなく、初の東京コース、左周り、高速馬場への適応と少し課題が多いのが不安点。

サクセッション(想定5番人気)
血統:キングカメハメハ×Diktat(マッチュム系)
この血統配合であればスピードと持久力が表に出やすい配合だと考える。
戦績5戦3勝3着1回着外1回
スプリングステークス中山芝1800m良馬場 タイム1:50.3ラスト3F(34.1上がり2位)
新馬戦 東京芝1600m重馬場 タイム1:36.4ラスト3F(34.8上り1位)
安田記念 不良馬場 ジャスタウェイ タイム1:36.8
能力比較・考察
前走大外分回しで勝ち馬ガロアクリークとタイム差0.5なら評価できそう。古馬になってからのジャスタウェイの不良馬場と新馬戦のタイムを比較してもそこそこの能力はありそう。先行もできるし、差し競馬もできるので、東京コースで前目につけて走れれば馬券内に来る可能性はあると思う1頭。東京コース出走歴があって、前走からの距離短縮、キングカメハメハ産駒はこのレースへの適性があることから、条件的にもデータ的にも買いたくなる1頭。

次回は想定6~10番人気の考察します。

 



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