2020年4月29日水曜日

天皇賞(春)穴馬考察(想定11番人気以下)

天皇賞(春)穴馬考察(想定11番人気以下)
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スティッフェリオ(想定11番人気)
ステイゴールド×シリアスアティテュード(欧州型スターリング系)
スターリング系の特徴はステイヤー血統であること。
この馬は馬力×ステイヤーの配合といえる。
この馬の戦績・能力面について考察します。
前走日経賞3着、前々走AJCC8着と今年に入って2走走っている。
ステイゴールド産駒は叩き2走目に好走しやすいという点から前走は3着と好走している。この馬は3歳時に菊花賞を走って以来の3000m以上のレースに今回挑むことになる。
この馬の能力面についてだが、G1レースでの掲示板内が1度も無く、G2では1着1回、3着1回、G3では1着2回、3着1回の成績を収めている。今回出走メンバーレベルをみると他の穴馬よりは戦績はいい方ととらえたいが、G1での好走歴がないことから今回もこの馬にとっては厳しい展開になると思われる。
この馬の脚質は逃げ・先行で、開幕2週目の京都の馬場が多少味方をすることが考えられるが、キセキがスタートを上手く出ることができれば同脚質のこの馬には俄然厳しい展開になる事が予測できる。また、天皇賞(春)は年明け2走目の好走データはありますが、3走目は好走データが少ないのが不安点。
タイムの考察は以下でします。
前走 日経賞G2 斤量57kg 2:33.1 ラスト3F(36.1上り5位)0.2秒遅れ
3走前 有馬記念 斤量57kg 2:34.0 ラスト3F(39.9上り14位)3.5秒遅れ
有馬記念よりも日経賞の馬場の方が良かったのもあるが、有馬記念よりは日経賞の走りの方が個人的には評価している。道中中団前目を追走し、3コーナーから外外を回して早めに先頭に立ってロングスパートをかけることができたからです。昨年の天皇賞は距離は違いますがフィエールマンはラストはロングスパートでスピード+持続力で勝利しています。今年の天皇賞も恐らくロングスパート戦になる事が濃厚です。血統面からも距離が伸びても大丈夫そうなので、この馬はこの人気であれば紐穴候補に入れてもいいかと思います。できれば内目の枠がこの馬にとっては欲しいところです。大外に行くようなことがあればまた考えます。

シルヴァンシャー(想定12番人気)
ディープインパクト×アゼリ(Jade Hunterミスプロ系)
スピード×パワーを強化した配合。
前走京都大賞典3着。2:23.8 ラスト3F(35.1上り1位)斤量56kg
大外回して3コーナーからラストまでロングスパートで差している。着差以上に強い内容ではあった。
タイム考察
サトノダイヤモンド 斤量57kg タイム2:25.4 ラスト3F(34.1上り1位)
キタサンブラック 斤量58kg タイム2:25.5 ラスト3F(33.6上り4位)
上記G1馬2頭と比較するのは少し気の毒ではありますが、斤量差のハンデがあるとはいえ結構やれるタイムではあるかなといった印象です。芝3000m以上のレースに初めて出走する点がかなり不安ですが、阪神大賞典の走りがもう一度できれば面白い1頭ではあると思います。天皇賞(春)に必要なラストの持続力+スピードは前走で証明済で、勢いに乗っているディープインパクト産駒は買いというのが馬券の鉄則だと個人的には思っているので大穴にはなりますが買ってみたい1頭です。

メロディーレーン(想定13番人気)
オルフェーブル×Motivator(サドラーズウェルズ系)
スタミナ・底力×時計のかかる重い芝の中距離を強化した配合
今週末の天気は晴れ予報なので雨が降らないとこの馬の血統からすると厳しい可能性が高い。
能力面について、前走阪神大賞典出走5着掲示板内確保。斤量53kgタイム3:03.4ラスト3F(36.2上がり4位)ユーキャンスマイルと0.4差ではあるが斤量差が3kgのハンデがあり、斤量差に助けられてこの順位まで来れていると考える。出走レースの内容からも今回の好走は厳しいと判断します。ここは消しでいいと考えます。

オセアグレイト(想定14番人気)回避?
回避の可能性が高いので出走が決まれば考察します。

タイセイトレイル(想定15番人気)回避?
出るなら能力的に買いたかったですが、回避情報が出回っているため考察はしません。

ハッピーグリン(想定16番人気)
どの角度から考えても好走できそうにありません。消しです。



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